🌧 6月、心に涼を届けたくて
日本の6月は、梅雨の真っ只中。蒸し暑く、雨が降り続き、外に出るのも億劫になるような時期です。私はこの季節になると、ふと「視覚から涼を届けられないか」と考えるようになります。
今回私が手に取ったのは、鮮やかな青の花器と、凛とした美しさを持つカラー、そして**この時期にしか咲かないシャラ椿(夏椿)**でした。

💧 水面が主役になる時
いけばなでは、花材の形や色だけでなく、「空間」や「余白」、さらには**“見えないもの”をどう魅せるか**も大切な要素です。
今回、私が最も意識したのは「水面」の存在感です。
涼しさを演出するには、花よりもまず透明な水。
青い花器にたっぷり水を張り、あえて水面がよく見えるように低めの構成にしました。花器そのものの輪郭と、水に映る茎や葉の陰影が相まって、空間に静けさと緊張感を生み出します。
🌸 シャラ椿という植物
シャラ椿(別名:ナツツバキ/沙羅の木)は、ツバキ科の落葉高木で、6月〜7月にかけて白く可憐な花を咲かせます。特徴は、一日花であること。朝に咲き、夕方にははらりと落ちてしまうその潔さが、日本的な美意識と響き合います。
また仏教では、釈迦入滅の際に咲いていた沙羅双樹と同一視され、「無常」や「静けさ」を象徴する植物としても親しまれています。
🧘 医師として、花の癒しを届けたい
私は救急や外来、在宅医療の現場で働いています。
慌ただしい毎日の中で、患者さんやご家族の表情がふと柔らかくなる瞬間、それは**“癒し”**が届いた証だと思っています。
花のある空間には、不思議と呼吸が深くなる力があります。
いけばなを通じて、そんな「日常に差し込む静けさ」を届けられたらという思いで、このブログを始めました。
🧪 カラーとシャラ椿の印象(医師視点)
カラーの花言葉には「清浄」「華麗なる美」などがあります。真っ直ぐに伸びたフォルムは、どこか白衣に通じる“静かな誇り”を感じさせます。
一方、シャラ椿の潔い一日花という性質は、医療現場で感じる「時間の重み」と重なります。
毎日が、一期一会。だからこそ、今ここに咲いている花の姿に心を留めたくなるのです。
🌼 花のある暮らし、はじめてみませんか?
「忙しいからこそ、花が必要だな」と思ったあなたへ。
私が最初に試してみて良かったのは、お花の定期便でした。お手頃な価格で始められて、解約も簡単。
送料込み1回税込1980円から。1回限りでもOK。スキップもOK。今なら500円クーポンあり。
自分のペースで「花のある暮らし」を楽しめるのが、何よりの魅力です。
忙しい毎日でも、少しの花が心を整えてくれます。

※このリンクはアフィリエイトリンクです。ご購入により当ブログの活動を支援いただけます。
📚 今日のいけばなメモ
- 花材
カラー、シャラ椿/夏椿 - 花器
鮮やかな青磁色の低平型花器 - 意図
「水を魅せる構成」「季節感の演出」「白と緑の静けさ」
🌐 Instagramでも紹介中
→ @ikebanadoctor
#いけばな #Ikebana #生け花のある暮らし #CallaLily #夏椿 #SharaTsubaki #HealingWithFlowers #IkebanaArt #JapaneseFlowers #Ikebanadoctor
💌 感想・コメントをぜひ
作品の感想や、日常の中での花の癒し体験があれば、ぜひコメント欄やSNSでシェアしてください。
🌸 お花を体験してみたくなった方はこちらへ


コメント