想像で描いた花は、一枚もありません
医師として働くかたわら、休日ごとにカメラを持って日本各地の花の名所を歩いてきました。この本に収めた30枚の線画は、すべてそのとき自分で撮った写真から起こしたものです。
だから、花の付き方も、枝ぶりも、石段の曲がり方も、実際にそこにある姿のままです。どのページにも、実際に行ける場所があります。
左に元の写真、右に線画
見開きの左ページに、元になった写真をカラーで。右ページに、その線画を。塗りながら、本当はどんな色だったのかをいつでも確かめられます。
大人の塗り絵には「カラー見本は付属しません」と書かれた本が少なくありませんが、この本はその逆です。もちろん、写真どおりに塗る必要はありません。実物を知ったうえで、自分の色を選んでください。
本を横に倒してお使いください
図版は、誌面の上で90度回転させて配置しています。本を横に倒すと、上に元の写真、下に線画が並びます。
判型は縦21.6 × 横27.9 cmの縦長ですが、風景写真はほとんどが横位置。そのまま載せるとどうしても小さくなってしまいます。ペーパーバックには横長の判型が用意されていないため、横位置の風景をできるだけ大きく見せるための工夫です。塗るときは、本を横にしてテーブルに置いてお使いください。
一枚に、何日かけてもいい
各ページの星は、難しさではなく塗り終えるまでにかかる時間の目安です。ネモフィラの丘も、紫陽花の石段も、数えきれない花のひとつひとつに輪郭があります。手軽さを目指した本ではありません。細かい作業に没頭したい方のための一冊です。
全国30か所・12か月すべて
四季が一周するように並べました。各ページには、撮影地と撮影月を日本語と英語で併記しています。「この花は、いつ、どこへ行けば見られるのか」がひと目でわかります。
- 4月国営ひたち海浜公園(茨城)
- 4月吉野山(奈良)
- 6月明月院(神奈川)
- 9月村上緑地公園(千葉)
- 11月河口湖(山梨)
- 11月飯盛山(愛知)
- 12月東福寺(京都)
- 12月日比谷公園(東京)
上記は収録地の一部です。塗り終えたころには、次の旅の行き先が決まっているかもしれません。
画材について
色鉛筆・パステルはそのままお使いいただけます。ペンやマーカーを使うときは、裏うつりを防ぐためにページの下に厚紙を敷いてください。水彩をお使いになる場合は、ページをコピーして塗る方法をおすすめします。
仕様
| 書名 | 日本の花風景 ぬりえ ― 実在する30の名所を塗る |
|---|---|
| 英題 | 30 Flower Landscapes of Japan: A Coloring Book of Real Places |
| 著者 | Ikebanadoctor |
| 形態 | ペーパーバックのみ(電子版はありません) |
| 判型 | 21.6 × 27.9 cm(8.5 × 11 インチ) |
| ページ数 | 72ページ・フルカラー印刷 |
| 収録 | 線画30枚+元になった写真30枚(見開きで対応) |
| ISBN | 9798190302202 |
| 発売日 | 2026年8月2日 |
| 価格 | ¥1,580(税込) |
線画は、著者が撮影した写真をもとに制作し、著者自身が仕上げています。制作工程の詳細は本書の奥付に記載しています。
この線画のもとになった写真集
写真集『日本の花風景100』
塗り絵の元になった風景写真を含む、全国の花の風景100枚を収めた写真集です。塗る前に、もとの風景をカラーでゆっくりご覧いただけます。
Kindle版 ¥500(Kindle Unlimited 読み放題対象)/ペーパーバック版 ¥2,500
📖 写真集の紹介ページへ一枚を塗り終えるのに、何日かかっても構いません。
その間ずっと、あなたはその場所にいます。
——Ikebanadoctor